先日 ドキュメンタリー いのちの林檎が
京都北文化会館で上映されたので いってきました。
本人自らドキュメンタリーに出演された
主に早苗さん親子の 「生きていこうという強い意志」に
胸をうたれました
そして、お母さんの愛情には 頭が下がりました。
シックハウスが原因で 化学物質過敏症になるのは6割と
いわれていて 私の主人も 軽いとはいえ 電磁波やにおいにかなり敏感で
たとえば電子レンジをつかっていると、 胸が苦しいといいます。
私の大好きなお香は まったくだめで ”私を殺す気か!!”といいます。
夢の 親子3人水入らずのマンションも 新建材だらけで
目にみえない 有毒な化学物質が 時に敏感な 主人が めまいして
たっていられないほど感じたんだと思います
これには 個人差があり
よくコップにはいった水にたとえられるように
人にはいろんな大きさのコップ(化学物質の許容量範囲)があって
コップの中の水(化学物質)があふれると
化学物質過敏症は発症するといわれています。
シックハウス症候群の症状がなかった人が
突然 化学物質過敏症になる ということも聞いたことがありますが
本当にガンより やっかいな 大変な 病気です。
早苗さん 親子のように
普通の家には住めないので 呼吸ができる場所をさがして車で旅にでないといけない
着るものも食べるものも 限られたものでないと 大変なことになるのです。
想像を絶する映像に 胸を締め付けられる思いでした
100メートル先のタバコのにおいにも
呼吸困難を起こし
臼で小麦をひいてうどんやそばやパンをつくり
撮影の途中でも 突然の昏睡状態に・・
早苗さんが 水も飲めなくなるほど生命の危機に瀕したとき
命を救ったのは あの 有名な 木村秋則さんのりんごだったのです!!
木村さんは 17年の苦闘の末に
無肥料 無農薬の林檎を つくられた ことで 知っている方も多いと思います。
ドキュメンタリーの中で
国は 林檎をつくるのに 除草することを奨励していたけれど
木村さんの たどりついた 早苗さんを救った 奇跡のりんごは
なんと、雑草のなかにたくましく共生している 林檎の木になった ものだったということがこころに残りました。
自然との共生
難しい問題だけれど
人は 自然に感謝して 生きたたべもの 生きた住宅に 住むことが
健康の基本なんだと 最近 つくづく 感じます。
ところが 食事が欧米化して いろんな病気が増えたように
住宅も 木で建てずに 石油で作った新建材 ビニールクロス張りで
気密をたかめてしまったばかりに 「病気を作る家」になってしまったのです!!
一軒家を建てるのに ドラム缶1本ほどの接着剤を使うといわれる化学物質だらけの家
また、気密性がたかくなり 断熱が充分でないため 結露 そしてカビ それを食べるダニが繁殖!!
2003年に シックハウス法が施工されましたが
喘息やアトピーなど、アレルギーの原因の多くは シックハウスだともわかってきました。
厚生労働省の調べによると4200万人以上、日本人の3人に1人は何らかのアレルギーに
悩んでいるといわれています。
そのシックハウス法は たったの2物質だけを規制し 禁止したのは シロアリ駆除剤につかわれていた
「クロルピリホス」のみで
合板 接着剤 壁紙 塗料などにつかわれる「ホルムアルデヒド」は使用量を制限されただけで
禁止はされていません。
また、住宅にしようされている化学物質は500物質はあるといわれていますが
たったの2物質だけなのですから
形だけの ザル法 と思います。
私も 食事指導の立場にありながら
大切な 空気環境のことは 気がつかなかったのです。
これからも もっと勉強して
大切な家族のために 本物の 健康住宅をもとめていきたいです!!
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